6月18日(火)、感染症予防のための職員研修を行いました。
講師は、オーケーユーの奥健児さんをお呼びし、どのくらい菌があるのか、どうやって処理をし、感染を広めないかを実演を交えて講義いただきました。
最初に、手のひらには、どのくらい菌が付いているのかを数値で示しました。その後、手洗い石鹸で洗うとどのくらい菌が減るかを実験し、劇的に数値が下がったことを確認しました。手洗いを丁寧に行うことの大切さを実感しました。
次に、嘔吐の処理について、予防着の着用から嘔吐の処理までの方法を教えていただきました。
手袋やマスクは、2重3重にはめ、嘔吐物に触れた部分(黒)とそうでない部分(白)を確認し、白の部分に触れないように片付けていきます。そのための技術も伝授いただきました。除菌には、「ルビスタ」を使用しています。
写真にあります、ピンクの液体が「ルビスタ」です。
嘔吐処理を拭き取るキッチンペーパーは、汚染された“黒”の手で触れているため、残っていても一式は処分しないといけません。
最後には、奥さんが、トイレ掃除の方法について、実演しながら教えていただきました。
社協放デイでは、事業所内だけでなく、送迎中の嘔吐についても対応できるよう、嘔吐処理セットを常備しています。
研修を終えて・・・
嘔吐物処理だけでなく、普段の掃除から“黒”を“白”にすることを意識しながら行っていきたいと思います。
入ってしまった菌は広げない、その前に、菌を持ち込まない予防についても徹底していきたいと思います。
事業所説明会でも配布していますが、流行性の感染症について、本人だけでなく家族がかかった場合もご協力お願いいたします。